2014年04月21日

砂をかけられてしまった

確かに分厚いサイフみたいな形状は、お尻のポケットに入れる為の筈なのに、でっかくしてどうする。

「もちろん、出ていくといっても2度と会えないわけではありません」

「犯人は、この中にいます」「ちょっと待ってよ、めささん あたしたち全員、アリバイがあるじゃない」

自慢げに体を横たえると、もはや顔だけを残し、あっという間に全身に砂をかけられてしまった。

増えすぎたら集団自決するようプログラムされた鼠とかって確かにいるけども。

それに比べたら俺達、まだまだ甘いんじゃないかな。

被害を受けた側は、仕方なかったでは納得できない
だけどよ、もしオメーの腕がたいしたことなかったら、俺ァこの剣を壁飾りにしかしようと思わねえ。  


Posted by もとぽー at 00:15Comments(0)